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4.5万 回視聴 ・ 523いいね ・ 2025/05/10

 80歳以上しか参加できない“世界最高齢”のサッカーリーグが今、話題となっている。海外メディアからも取材が殺到。一体、どんな魅力があるのか?

■「SFL80リーグ」2023年に東京都が創設

 全速力でボールを奪い合い、時には激しい接触も見せながらサッカーをするシニアたち。若者顔負けのガッツあるプレーを繰り広げているが、なんと参加者全員が80歳オーバーなのだ。

 彼らが所属するのが、「SFL80リーグ」という80歳以上限定のサッカーリーグだ。おととしに東京都が創設し、現在60人以上のシニアが参加している。

 “世界最高齢”のサッカーリーグは世界でも注目されていて、海外メディアから取材を受けることもある。

 世界でも珍しい、80歳以上のサッカーリーグには…。

83歳
「私は医者をやっておりました」
「前職は大学の教員でした」

 学生時代にサッカーをやっていた人や仕事を退職したことをきっかけに、老後の趣味としてサッカーを始めた人など参加する人たちの経歴は様々だ。

 リーグ内で、トップ選手として活躍するのが野村六彦さん(85)。かつて、Jリーグの前身、日本サッカーリーグの初代得点王に輝き、日本代表でも活躍した名選手だ。

野村さん
「(Q.何歳まで続ける?)90歳を目標にしている。あと5年?どうかしら」

 あのころの青春をもう一度取り戻すべく、サッカーに熱中するシニアたち。その試合はスーパープレイの連続だ。その原動力とは?

■3チーム総当たり戦 どんな戦いに?

 9日に都内で行われた80歳以上限定“世界最高齢”のサッカーリーグの試合。

 試合は前後半合わせて25分。けが防止のため過度な接触プレーは禁止されている。

 試合は3チームの総当たり戦。どんな戦いとなったのか?

 スーパープレイが飛び出したのが、「レッドスター」と「ブルーハワイ」の1戦。

 ブルーハワイが1点リードで迎えた後半4分、見事なパスワークから華麗なシュートが決まる。

 そして、試合終了間際。相手チームがミスしたボールを見逃さなかったのが、ブルーハワイの主力選手・大滝正博さん(80)だ。

 試合は0対3で、ブルーハワイが快勝。

 そして、この日、最もパワフルなプレーが飛び出したのが3試合目。

 後半6分に魅せたのは、83歳の泉山泰一さん。惜しくもゴール前で阻まれるも、コート半分の距離を一人で全力疾走した。もう一度言うが、現在83歳だ。

 年齢などどこ吹く風。けがを恐れぬ全力プレーを見せる選手たち。彼らがここまでサッカーに熱中する理由とは…。

伊藤優さん(80)
「やっぱり生きがいになっちゃっているんで、いろんな友達と交流できますし、健康にもいいし、人生の支えになっている」

■“熱中”と“幸福”の関係

 熱中するものがあるというのは、幸福度にも大きく関わってくるようだ。

 女性雑誌「ハルメク」が「推しや趣味の有無と幸福度について」の調査を発表している。

 50~81歳の女性461名を対象に、幸福度を10点満点で聞いたところ、推しがないと答えた人の幸福度の平均値は7.81。これに対し、推しがあると答えた人の平均値は8.05となった。

 さらに、推しも趣味もあると答えた人の平均値は8.12となり、推しも趣味もないと答えた人の平均値は6.97だった。

 このように熱中できるものの存在が、幸福度を上げるという結果が出ている。

(「ワイド!スクランブル サタデー」2025年5月10日放送分より)
[テレ朝news] news.tv-asahi.co.jp/

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