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5,704 回視聴 ・ 46いいね ・ 2025/05/13

こう着していた『年金制度改革法案』が、自民党で了承されました。

しかし、野党は「あんこのないまんじゅう」と批判しています。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「“あんこのまんじゅう”の、こしあんか何か知りませんけど、あんをほとんど抜いた“がわ”だけ出してきても、皆さんの、将来不安を解消する年金改革になっていない」

今回の法案は、少子高齢化で厳しくなる年金財政の改善を目指しています。より多くの人に厚生年金に加入してもらうため、パート労働者が加入するときに課される『年収106万円以上』『勤め先の従業員が51人以上』という条件を撤廃することが、改革の柱です。

一方、当初は改革の目玉とされながら、法案から削除された内容もあります。

20歳から59歳のすべての人が加入する『基礎年金』の給付水準は、人口減によって、今後、約30年で3割減る見込みです。そのため、会社員などが加入する『厚生年金』の積立金を、基礎年金の底上げに活用する案も浮上していました。ところが、夏の参院選を前に、党内に慎重論が出たことから、基礎年金の底上げは、法案から削除されました。

それでも、政府は、この法案の意義を強調します。

石破総理
「将来の受給者の給付も充実させつつ、現在の受給者の年金増額措置を盛り込んだ、極めて重要な意義を持つもの」

政府は、16日に法案を閣議決定し、国会に提出する方針ですが、野党側は、基礎年金の底上げが削除されたことに反発していて、法案が成立するかは不透明です。

立憲民主党 笠浩史国対委員長
「一番、肝の部分が抜けているという大きな制度自体の問題点もあるので、我々が野党第1党として、修正協議、あるいは委員会での議論を通じて、中身のあるものに修正できるように取り組んでいきたい」
[テレ朝news] news.tv-asahi.co.jp/

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